失敗したって大丈夫!役立つAI実践記録

AIに旅行計画を丸投げしたら珍道中が始まった!本記事では、ChatGPTに国内旅行のおすすめプランを立てさせた実体験を基に、AI旅行計画の爆笑失敗談と、無料でも使える神プロンプト&アプリを徹底解説します。
あー、どっか行きたい。でも旅行の計画って、死ぬほど面倒くさい…
宿探し、ルート検索、観光スポットのリサーチ…。楽しいはずの旅行も、その準備段階でHP(ヒットポイント)をごっそり削られること、ありますよね。
僕、もう無理だ…何も考えたくない…。そうだ、こういう時こそ、我らがAI様の出番ではないか!旅のしおり、丸ごと作ってもらおう!
この安易なひらめきが、後に「珍道中」と呼ばれることになるAIとの二人旅(?)の幕開けでした。結論から言いましょう。AIに旅行計画を丸投げすると「最高に効率的で、最高にトンデモな旅」が待っていました。
この記事では、僕が体験したChatGPTとの国内旅行における珍道中の一部始終と、そこから得た「AI旅行計画を成功させるためのガチな教訓」を、笑いと学びを交えてお届けします。
AIで旅行プランを立ててみたいけど、
なんて思っているそこのあなた。この記事を読めば、明日からでもAIを最高の旅の相棒にできますよ!
さて、記念すべきAI旅行プランナーへの第一声。僕がいかにAIをナメていたか、そしてその結果どうなったか。まずは僕のやらかしからご覧ください。
僕が最初に意気揚々とChatGPTに投げかけた、今思えばあまりに雑すぎるプロンプトがこちらです。
週末で1泊2日の国内旅行に行きたいです。どこかおすすめの場所とプランを考えてください。なんかいい感じで!
「なんかいい感じで」。出ました、すべてを相手に委ねる悪魔のフレーズ。こんな指示では、優秀なAIだって「(知らんがな…)」と頭を抱えたことでしょう。
しかし、AIは健気です。このフワッとしたオーダーに対し、超絶技巧を駆使した(としか思えない)珍プランを提案してきたのです。
AIが提案してきた衝撃のプランがこちらです。
| 時間 | AI様のおすすめ旅行プラン | 僕の心のツッコミ |
|---|---|---|
| 1日目 午前 | 北海道・小樽運河でロマンチックな散策 | お、いいね!オシャレじゃん! |
| 1日目 午後 | 神奈川・箱根の温泉で心と体を癒す | …ん?待て待て。北海道から神奈川? teleportation? |
| 2日目 午前 | 京都・金閣寺で日本の美を堪能 | 物理法則を完全に無視しとる。 |
| 2日目 午後 | 沖縄・美ら海水族館でジンベイザメとご対面 | もう笑うしかない。移動だけで旅行が終わるわ! |
AIは、日本全国の人気観光地をギュッと詰め込んだ、夢の「日本縦断欲張りプラン」を提案してくれました。そう、移動時間を完全に度外視して。
AIは僕に、超人級の移動能力、あるいは潤沢なヘリコプターチャーター予算があるとでも思ったのでしょうか。僕の財布の中身は極寒シベリア気候だというのに。
気を取り直し、今度はもう少しエリアを絞って「関東近郊で日帰り」と指示してみました。するとAIは、あるユニークすぎるスポットを提案してきました。
次におすすめなのが、地元民に愛される『伝説のきゅうり畑』です。ここでは幻のきゅうりの収穫体験ができます。
え、なにそれ面白そう!…と思ってGoogleマップで検索した結果、「該当する施設はありません」。
どうやらAIが創り出した、この世に存在しないイマジナリースポットだったようです。危うく幻のきゅうりを求めて彷徨うところでした。
この一件で、僕はAI旅行計画における重要な教訓を得たのです。AIを信じるな、まず疑え(そして裏を取れ)と。
数々の珍プランに翻弄された僕ですが、転んでもタダでは起きません。どうすればAIをポンコツプランナーから敏腕ツアーコンダクターに変身させられるのか、試行錯誤を重ねました。
結論。すべては、こちらの「伝え方」=プロンプトに懸かっていたのです。
日本縦断プランや幻のきゅうり畑事件を乗り越え、僕がたどり着いたAI旅行計画のための「神プロンプト」がこちらです。ポイントはAIに「役割」と「詳細な条件」を与えることです。
# 命令書
あなたは経験豊富な旅行プランナーです。以下の条件に基づいて、最高の旅行プランを提案してください。
# 制約条件
- 目的地:京都
- 日程:11月25日(土)~11月26日(日)の1泊2日
- 出発地:東京駅
- 移動手段:新幹線と現地の公共交通機関(バス、電車)
- 予算:1人あたり5万円(交通費・宿泊費込み)
- 参加者:30代男性、1人旅
- 興味・関心:歴史的な建造物を見ること、静かなカフェで読書すること、美味しいラーメンを食べること。混雑している場所は苦手。
- 絶対に行きたい場所:龍安寺の石庭
# 出力形式
タイムスケジュール形式で、具体的な移動時間と費用(概算)も記載してください。また、各スポットの簡単な説明と、おすすめの理由も教えてください。
最初の「なんかいい感じで」と比べてみてください。雲泥の差でしょう?
出発地、移動手段、予算、そして何より「何に興味があるか」「何が苦手か」といった定性的な情報を伝えることで、AIは僕だけのオーダーメイドプランを作ってくれるようになります。
実は、旅行計画に特化した便利なAIアプリも存在します。ChatGPTと併用することで、さらに計画が捗りますよ。
僕の使い分けはこうです。
旅の0→1(どこ行く?何する?)はChatGPTに壁打ち相談。
旅の1→10(具体的なルート決め、時間管理)は専用アプリ。
この二刀流が、現代のスマートな旅のスタイルかもしれません。
神プロンプトを手に入れたからといって、100%油断してはいけません。AIはあくまでAI。人間にはない「うっかり」をやらかすことがあります。最後に、AIとの旅を最高のものにするための、転ばぬ先の杖を授けましょう。
先ほどの「伝説のきゅうり畑」もそうですが、AIの情報は常に最新とは限りません。AIの知識は、ある特定の時点までのデータに基づいているため、最近閉店したお店や移転した施設を平気でおすすめしてくることがあります。
AIが「絶対に食べるべき!」と絶賛していたラーメン屋にウキウキで向かったら、そこは更地になっていた…なんて悲劇も経験済みです。あの時の僕の胃袋の絶望感たるや。
対策:必ず裏を取る!
気になるお店や施設は、必ずGoogleマップや公式サイトで営業しているか確認しましょう。この一手間が、あなたの時間と胃袋を救います。
AIは、時に人間離れした体力と精神力の持ち主です。
次の目的地までは徒歩50分です。美しい街並みをお楽しみください。
などと、爽やかに長距離の徒歩移動を提案してくることがあります。
人間には「疲れる」という概念があります。
プランを鵜呑みにせず、Googleマップなどで実際のルートを確認し「体力的に無理のない範囲で、バスやタクシーを組み込む柔軟性」が必要です。旅の主役は、あなた自身なのですから。
AIが作るプランは非常に効率的ですが、時に分刻みのキツキツなスケジュールになりがちです。しかし、旅の醍醐味は、偶然見つけた路地裏の雑貨屋さんだったり、予定外のカフェでのんびりする時間だったりします。
AIが作った完璧なプランを「たたき台」として、「この時間、ちょっと空けておこうかな」という“遊び”や“余白”を自分の感覚で付け加えること。これが、AI旅行計画を「最高の旅」に昇華させる最後のスパイスです。
ChatGPTに旅行計画を丸投げした結果、日本を縦断しかけたり、幻のきゅうり畑を探し求めたりと、とんでもない珍道中を繰り広げた僕の体験談、いかがでしたでしょうか。
最初はポンコツだと思ったAIも、「どういう旅がしたいのか」を具体的に、そして情熱をもって語りかけることで、人間のパートナー顔負けの最強の相棒へと進化します。
AI旅行計画のコツは、AIにすべてを委ねるのではなく、AIを「超優秀な秘書」として使いこなす意識を持つこと。
AIがリサーチしてきた膨大な情報の中から、最後は自分の感性で旅を編集していく。この共同作業こそが、新しい旅の楽しみ方なのかもしれません。
次の休みは、あなただけの敏腕AIコンダクターと一緒に、まだ見ぬ世界へ冒険に出てみませんか?きっと、想像を超えた(いろんな意味で)素晴らしい旅が待っていますよ。